FC町田ゼルビア 祝J1昇格決定 J2優勝に思う事

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前回の投稿からだいぶ間が空きました。ゼルビアは、無事J2リーグ優勝することもでき、先日の土曜日原町田大通りでパレードが開催され開催者発表で8,000人が詰めかけ一区切りついた感じです。

今シーズンは、藤田晋さん自ら社長になり、前青森山田高校の監督であった黒田さん招聘して、大幅なメンバー入れ替えを敢行してシーズンに突入しました。高校の監督がいきなりプロチームの監督になるということで、話題提供する形になり、監督本人も相当強いプレッシャーの中での船出だったと思います。

また黒田監督がヒール役になってしまい世間から相当な言われ方でした。これは試合当日の選手紹介の中で最後の監督のコールの後、相手サポーターから常にブーイングが出ることからも象徴されます。シーズン当初はそうではなかったものの首位に立ち夏頃バスケスバイロン選手の東京Vからの禁断の移籍後からは激しさを増した気がします。何事もうまくいっている人間に対しての妬みみたいものから発生するものなのか?寂しい気がしています。

試合中の選手たちのちょっとした行動も切り取られ、晒され煽られる事態はSNSの使い方を本来のものと違う形で利用されている感じがしてゼルビアサポーターも辛い一年だったと思います。これがトップリーグへの道なのか?

色々な思いをいだきながら、首位を明け渡すことなく、終盤に入ろうとした矢先、大黒柱のエリキ選手の負傷で今季絶望、来季も前半は復帰が厳しいという状況になりました。幸いデューク選手、藤尾選手、平河選手たちの活躍もありましたが、代表選出ということも絡み9月からは不安な状況でした。結局はエリキ選手の偉大さを思い知らされた時期でした。

この厳しい状況で黒田監督のマネージメントが光りました。太田宏介選手、下田北斗選手、安井選手、バスケスバイロン選手、荒木選手の起用で選手達の躍動もあり厳しい状況を乗り切りました。昨年は残り10試合で昇格の目はありながら1勝もできず、15位で終わる3年計画の最終年の虚しさがありました。今年は逆に最後5試合は5連勝で飾り有終の美を飾ったかたちになりました。

そしてホーム最終戦での勝利と野津田の優勝セレモニー、太田宏介選手の引退セレモニーとサポーターにとっても嬉しすぎる最後になりました。そして18日の町田市内でのパレードの大盛況と何も言うことなし。

これからの興味は、昇格枠1枠をかけたPOのゆくえと来季J1に向けて選手の補強です。

来週からPOが2週にわたり開催されます。進出チーム、3位東京V、4位清水、5位山形、6位千葉の4チームです。1回戦は、東京V – 千葉 @味スタ。もう1試合は清水 – 山形 @アイスタでの対戦です。どこも出てきてもおかしくないチームなので、あえて予想はしませんが・・・良い試合が展開されること間違いなしでしょという感じです。

来季の補強ですが、これはコンセプトとして昨年の新潟のようにJ2の昇格時点での選手をベースに補強する。今季は新潟は残留が決まっています。この方向性が良いと思います。但し来季はJ1は3チーム降格なので、厳しい戦いが予想されます。また2チームベースにしないとリーグ戦の他、ルヴァンカップ、天皇杯もあるので、選手層の充実は必須です。リーグ戦ACL進出を目指しながら悪くても残留みたいな戦い方かな?と思います。まずはサイドバックの選手の補強、FWの藤尾選手、荒木選手のレンタル選手の去就がどうか?注目です。

来季J1にむけて、あっという間に開幕すると思います。2月中旬から開幕にしても正味12月、1月しか休暇なく1月空けからキャンプの準備と選手たちは休む時間は少ないでしょう。という事で長い文章にお付き合い頂きましてありがとうございます。

来季もゼルビア応援します!!